こんにちは。心理カウンセラーのオギーです。
自己紹介も含め、今回の記事は心理学を学んでいるうえで、ふと自分が気づいたこと。
そして、改めてこの仕事を続けようと思った内容についてお話しします。
本題に入る前に、僕はこのカウンセラーという仕事、カウンセラーを増やしていくプロデューサーとして生きていくことを決めました。
心の底から一生やっていく、そう思っています。
悩んでいる方が僕と話すことで楽になってくれる。
安心できるようになる、考え方が変わる姿を見ることがとっても嬉しいです。
先日、あるセミナーに参加したとき、おそらく100人くらいは会場にいました。
登壇者が
「あなたは今の仕事を一生続けていたいですか?」
という質問に手が上がったのは2~3人程度でした。
自己啓発セミナーのようなものなのできっとこれでも多いのかな。
いわゆる天職と言われるものに出会えるのは1%程度なのかなと感じました。
そんな中僕は一生の仕事を見つけられたこと自体が奇跡で幸せなことです。
さて、本題に入りますがうちの両親は不仲で家庭が安心できる場所ではありませんでした。
母はいつも、父の愚痴ばかりでどう見ても幸せそうには見えません。
本人に言いもしないのに改善されないことをずっと根に持っていました。
正直、僕も父のことが大嫌いでしたから母とは同盟を組んでいました。
子供のころは母の愚痴を聞くのが苦ではなかったものの
僕は一人で母を支えていたような感じでした。
心理学を習ってわかったことですが、これはあまりよくありません。
子供が親を支えるような状態は自分自身を愛せなかったり
周りのために自己犠牲するような大人になってしまうからです。
とは言え、母を恨んでいるわけではありません。
愛情いっぱいだったかはわかりませんが愛されていた実感もあります。
僕は小さいころからお母さんのカウンセラーでした。
「お母さんがかわいそう!守ってあげなくちゃ!」
意識していたわけではありませんが潜在意識はそうだったと思います。
小さいころの自分を今、心理学を学んだ僕が客観的に見ると
心が重たい。過去の自分に言いたい。
「お前、よくやってるな。子供なんだから本当はお前が一番愛されるべきなのに」
この記事を書いている手が少し震えます。涙も出そうです。
話が少しそれますが僕は自己理解のためにいろんな診断系をやってきました。
そこでだいたい出てくるのが「ドライ」「感情が出ない」「人間味がない」
みたいなのがもの。
確かに自覚はあるんですよね。あまり人に関心がないというか。
おいおい。それでカウンセラーかよ。
そんな風に思いますよね。
でもちょっと待ってください。
普段そんな僕でも、人に対して熱や思いがあふれる時があります。
それは「困っている人、悩んでいる人と接したとき」です。
こういう人を見ると
「なんかやれることないかな?どうにか救ってあげられないかな?
きっとつらいだろうな。苦しいだろうな」
そんな風に思いが込みあがってきます。
これ以外はわりとドライ(笑)
でも、その時を大事にするこの仕事は僕にとって最高の仕事です。
そんなことをふと思っているとハッとしました!
小さいころから同じ生き方をしている。
ずっとお母さんを支えてきた僕ですが
それはさせられていたのではなく、自分がそれに生きがいを感じているということ。
仕事をいろいろ変えてきましたが最終的に行きついたのが
「お母さんを支える」
僕はこれをやっていたいんだなと今更ながら再確認しました。
僕がお客さんにお母さんを選んだのは
実はこの過去があったからではないんです。
なんか知らないけど女性のお客さんから受けがいい。
しかも、割と子育てが終盤の40代後半から50代に受けがいい。
じゃあそうしよっと。
需要に寄せていっただけなんですが
自分でそれを引き寄せていたのかもしれません。
僕は幼少期からずーっとお母さんを支えて生きていくのが
使命であり、生きがいであったんだなと。
巡り合ったこの仕事は僕の運命だったのかもしれません。
これからも「お母さんを支える」カウンセラーでありたいと思います。