”先生のためのカウンセラーへ” ~教室を離れた元教師の本音~

isetani michiharu i

こんにちは!!

“先生のためのカウンセラー”を目指す、元教員の伊勢谷(いせたに)です。

小学校で9年、中学校(国語)で3年。
どの学年も、どの子も、本気で向き合ってきました。

やりがいもあったし、子どもの笑顔に救われる毎日でした。

でも、娘が生まれてから、心に引っかかるものが出てきて——
朝は寝顔を見て出勤し、帰宅してももう寝ている。
「なんで、自分の子より、他人の子を優先してるんだろう…?」
その問いが、ずっと胸から離れませんでした。
やる気はある。でも、全部に全力を注ぐのが苦しくなっていって。
頑張っても頑張っても報われない感覚に、気づけば心が限界を超えていました。

きっかけは、学級で起きた小さなトラブル。
それだけで、糸がプツンと切れたんです。
休職して、ぽっかり空いた心の中に飛び込んできたのが、同僚の言葉でした。
「これからは、自分と家族を大事にして」
「今まで助けてもらったから、次は僕たちが助けます」
涙が出そうになりました。
(※出てないんかい)

そして思いました。
「次は、僕が“先生たち”を支える番だ」って。
でも、現場には戻れない。もう戻りたくない。

そんなとき出会ったのが、心理分析でした。
自分の性格や思考パターン、我慢の癖——
すべてが「これ、自分そのままだ」って驚くほど当たっていて。
「もっとわがまま言っていい」って言われて、ハッとしたんです。
“ずっと、理想の先生像を演じてた”ってことに。

ちゃんと頑張ってた。
でも、自分を大切にしてなかった。
そこに気づけたことで、少しずつ前に進めるようになりました。

先生にも、先生だけのカウンセラーが必要だと思うんです。
子どもにはスクールカウンセラーがいるのに、先生にはいないなんて——おかしい。
だから、僕がなると決めました。

もう無理しなくていい。“頑張り屋で誰より優しい”そんな先生たちの力になりたい。
教育現場を、今度は“裏から”支えていきます。