仕事も習慣も続く人は何が違う?「誰かが知っている環境」の作り方

何かを始めたのに、いつの間にか止まってしまった。

最初はやる気があったのに、数日経ったらやらなくなっていた。

そんな経験はありませんか。

新しい仕事、勉強、ダイエット、SNS発信、ライブ配信。

「続けたい」と思って始めたはずなのに、続かなくなると、

「私は意志が弱いのかな」
「やっぱり向いていないのかな」

と思ってしまうこともあります。

でも、これまでいろいろな人を見たり、自分自身の経験を振り返ったりして感じるのは、

続く人は、特別に意志が強いわけではない

ということです。

むしろ、続けやすい環境を自分で作っている人が多いように感じます。

「またやります」では続きにくい

何かを続けようとするとき、

「またやりますね」
「時間があるときにやります」
「近いうちに始めます」

と言ってしまうことがあります。

もちろん、言ったときは本当にそのつもりです。

でも、日にちも時間も決まっていないと、どうしても後回しになってしまいます。

そこで私が大事だと思っているのが、少し具体的にすることです。

たとえば、

「週に2回やります」

「毎週月曜日と木曜日にやります」

「明日の朝やります」

という形です。

ほんの少し具体的になるだけなのですが、自分の中での曖昧さが減ります。

そしてもう一つ大きいのが、それを誰かが知っている状態になることです。

「明日顔を出しますね」と書いたら動けた

私自身にも、最近こんなことがありました。

あるコミュニティに参加しているのですが、家族の体調のことなどがあり、しばらく参加できない時期がありました。

一度間が空いてしまうと、

「また行こうかな」

と思いながらも、

「今日じゃなくてもいいかな」

となってしまいます。

誰かに止められているわけでもないのに、なかなか戻れない。

そんなとき、コミュニティの掲示板で

「今週もやります」

という投稿を見ました。

それを見て、

「あ、ここに戻りたいな」

と思ったんです。

ただ、思っただけでは、また行かない可能性があります。

そこで掲示板に、

「明日顔出しますね」

と書きました。

ほんの一言です。

でも、その一言を書いたことで、人との約束ができました。

同時に、自分との約束にもなりました。

結果として、私はちゃんと参加することができました。

この経験からも、改めて、

誰かが知っているだけで、人は動きやすくなる

のだと思いました。

重すぎる約束はしなくていい

ここで気をつけたいのは、約束を大きくしすぎないことです。

たとえば、

「これから毎日絶対やります」

と決めてしまう。

最初の数日はできても、一度できなかっただけで、

「もうダメだ」

となってしまうことがあります。

だから私は、

「週2回やります」

「明日行きます」

くらいでいいと思っています。

守れる約束を一つ作る。

その方が、次につながりやすいからです。

続けるための約束は、自分を追い込むためのものではありません。

自分が動きやすくなるための仕組み

くらいに考えていいのではないでしょうか。

続く人は「戻れる場所」も作っている

もう一つ大事だと思うのが、

戻れる場所があること

です。

一度止まってしまっても、

「またここから始めればいい」

と思える場所です。

これはリアルなコミュニティでも、オンラインのグループでも、友人との約束でもいいと思います。

必ずしも、大人数のコミュニティである必要はありません。

誰か一人でも、

「また来週ね」

と言える人がいる。

「明日やります」

と伝えられる相手がいる。

それだけでも、続き方は変わります。

続く人は、環境に恵まれているというより、

人との関係を少しずつ作っている

のだと思います。

ライブ配信にも仕事にも応用できる

これは、いろいろなことに使えます。

たとえばライブ配信なら、

「週3回、この時間に配信します」

「明日も同じ時間にやります。また来てくださいね」

と伝える。

そうすると、リスナーさんにとっても予定になります。

そして配信する側も、

「来てくれる人がいるからやろう」

と思いやすくなります。

ダイエットなら、

「週2回、誰かに報告する」

でもいい。

仕事なら、

「○日までに提出します」

と伝える。

新しい挑戦なら、

「今月中に一度やってみます」

と誰かに話してみる。

続けるために必要なのは、いつも大きな目標ではありません。

小さな約束を、自分一人の中だけに置かないこと。

それだけでも環境は変わっていきます。

意志ではなく、仕組みを見る

「続かない」

と思ったとき、私たちはつい自分を責めます。

でも、

「私には続ける力がない」

と考える前に、

「今の環境は、続けやすくなっているだろうか」

と見てみてもいいのではないでしょうか。

誰にも言わず、一人で全部やろうとしていないか。

予定が曖昧なままになっていないか。

一度止まったら戻れる場所がなくなっていないか。

気合いを増やすより、環境を少し変えてみる。

その方が、無理なく続くこともあります。

今回のポイント

もし今、

「一人で頑張っている」
「続けたいのに止まってしまう」
「また始めたいけれど動けない」

と感じているなら、

まず一つだけ、

「明日これをやります」と誰かに伝えてみる。

そこから始めてみてもいいのではないでしょうか。

大きな宣言ではなくて大丈夫です。

続けるための環境は、思っているより小さなところから作れるのだと思います。