教員を辞めたわけ①

isetani michiharu i

1. 自己紹介

こんにちは!ISETANIです!

元小中学校教員。

小学校で9年、中学校(国語)で3年。
義務教育は小1以外すべて経験済み。
特別支援学級の担任もあり。
学年主任・研究主任・児童会・生徒会なども担当してきました。


2. 教員としての日々

10年目までは、「教員であること」が自分のアイデンティティでした。
授業をどう工夫するか、どうすれば子どもたちの力が伸びるか。
そんなことを考えるのが、毎日の楽しみ。

土日も授業準備。
でも、全然苦じゃなかった。
むしろ楽しくて、他の仕事なんて考えたこともなかった。
もちろん、しんどいこともありましたが…。


3. 娘が生まれて

2023年、娘が生まれました。
2週間ほど育休をとることに。

でも、その間も学校から連絡がありました。
「今日はこれを進めました」
「次は何をしたらいい?」

復帰後に困らないように…という親切心。
ありがたかったです。
でも、どこかで引っかかっていました。

「自分、家族にちゃんと心向いてる?」
そんな自分が少し、嫌になっていました。


4. 初めて感じた違和感

復帰後の生活は、なかなか過酷でした。

娘が寝ている時間に出勤。
帰ったときには、もう娘は寝ている…

「平日、娘の起きてる顔、見てないぞ…?」
そう気づいたとき、ふとこんな感情が湧きました。

「なんで、自分の子も見られないのに、他人の子の面倒を…?」
(教員としてはちょっとヤバい発言かも?笑)

でも、それがきっかけで、
仕事に対する疑問が少しずつ芽生えていきました。


5. あと2~3年…

・頑張る人ほど損をする現場
・年功序列、頑張っても評価されにくい
・管理職?なりたくない!(と思ってしまった)

やることはちゃんとやりたい自分。
でも、「頑張っても損かも…」と感じてしまった。

もちろん、子どもたちの成長を見るのは大きなやりがいでした。
でも、自分の家庭を犠牲にしてまで続けるべきか?
そう思うようになりました。

そして、娘が生まれた翌年度、決めました。

「あと2〜3年、全力でやりきって辞めよう。」

…でも、物事はそううまくは進まず。

続きます。
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