ゴールデンウィーク、5歳の息子と一緒にプリンを作りました。
そこで私は、ちょっとした衝撃を受けました。
「え、プリンってこんなに砂糖入れるの…?」
小さな瓶4つ分。
なのに使った砂糖は、合計80g。
プリン液に40g。
さらにカラメルに40g。
私は思わず、
「プリンって、ほぼ砂糖じゃん…」
と声が出ました。
しかも怖いのが、
完成したプリンを食べた感想。
“甘さ控えめ”。
一緒に食べた母も、
「優しい甘さだね」
と言っていました。
いやいや待って。
80g入ってるんだよ…?
その瞬間、
私はちょっと怖くなったんです。
私たちって、
思っている以上に“濃い甘さ”に慣れてるのかもしれない。
実は私、管理栄養士の資格を持っています。
でも、だからといって普段から完璧な食生活をしているわけではありません。
ゴールデンウィーク中も、私はずっと体調を崩していました。
本当はもっと、
子どもたちをいろんな場所へ連れて行ってあげたかった。
思いっきり遊ばせてあげたかった。
でもそれができなくて、
少し申し訳なさも感じていました。
だからせめて、
家の中でも“何か心に残る時間”を作れたらと思って、
息子と一緒にプリンを作ることにしたんです。
でも実際に残ったのは、
「楽しかったね」だけじゃありませんでした。
砂糖って、熱すると色が変わるんだ。
甘いだけじゃなく、少し苦くなるんだ。
卵って、液体なのに温めると固まるんだ。
そんな“小さな化学”を、
子どもと一緒に体験できたこと。
私はそこに、すごく価値を感じました。
5歳の息子が、どこまで理解していたかは分かりません。
でも、
“体験した記憶”
って、きっと残ると思うんです。
今の時代、
美味しいものは簡単に買えます。
コンビニスイーツも、市販のお菓子も、本当に美味しい。
でも、“完成品”だけ見ていると、
何がどれだけ入っているのかって、意外と分からない。
今回、自分でプリンを作ったからこそ、
「うわ、これだけ砂糖入るんだ」
って、初めて実感できました。
私は、
健康って「意識高い食事」から始まるんじゃなくて、
“知ること”
から始まると思っています。
何が入ってるんだろう?
なんで美味しく感じるんだろう?
どうやって作られてるんだろう?
そんなふうに、
食べ物に興味を持つこと。
それだけでも、
身体との向き合い方って少し変わる気がするんです。
だから私は、
料理が得意になってほしいというより、
「これって何でできてるの?」
って考えられる子になってほしい。
それはきっと、
食べ物だけの話じゃないと思うんです。
どうして美味しいと感じるんだろう?
どうして身体に影響するんだろう?
何が入っていて、どうやって作られているんだろう?
そんなふうに“本質を見る癖”って、
実は人生そのものにも繋がっている気がしています。
目の前のものを、ただ受け取るだけじゃなく、
「なんで?」
「どうして?」
「本当はどうなってるんだろう?」
って、一度立ち止まって考えてみること。
それって、
食事も、
健康も、
人間関係も、
勉強も、
仕事も
お金も、
人生も、
全部同じなのかもしれません。
プリン作りをしながら、
そんなことまで考えさせられたゴールデンウィークでした。