何か活動を始めたとき、
「一生懸命やっているのに、なかなか応援してもらえない」
「どうしたらもっと人が集まってくれるんだろう」
そんなふうに感じることはありませんか。
私はライブ配信のマネジメントを5年間続けてきました。
たくさんのライバーさんを見ていると、人気が出る人、長く応援される人には、少しずつ共通点があることに気づきます。
そして面白いのは、それがライブ配信だけの話ではないということ。
個人で仕事をしている人、講師やセラピストとして活動している人、これから何かを始めようとしている人にも、同じことが言えるのではないかと感じています。
今回は、私が5年間のサポートを通して感じてきた「応援される人の共通点」について書いてみたいと思います。
ライブ配信を始めたばかりの頃は、ほとんど人が来ないことがあります。
一生懸命話していても、誰もいない。
ようやく一人入ってきても、すぐに出ていってしまう。
そんな日も珍しくありません。
そこで、
「こんなにやっているのに誰も来ない」
「自分には向いていないのかもしれない」
と思ってしまう人もいます。
でも、リスナーさん側から見れば、まだその人がどんな人なのか分かりません。
そして、もう一つ見ていることがあります。
それは、
「この人、本当に続けるのかな?」
ということです。
一度応援し始めた人がすぐにやめてしまったら、応援していた側も寂しいものです。
だからこそ、「この人は続ける人なんだ」と分かってきた頃から、少しずつ応援が増えていくことがあります。
私はこれを何度も見てきました。
応援される人の一つ目の共通点は、やはり継続です。
これは、毎日必ず同じことをしなければいけないという意味ではありません。
うまくいく日もあれば、思うようにいかない日もある。
それでも、簡単には投げ出さずに続けている。
その姿自体が、少しずつ信頼につながっていきます。
これはライブ配信だけではありません。
ブログでも、仕事でも、何かの活動でも、
「あの人、ずっとやっているよね」
という積み重ねは思っている以上に大きいものです。
始めたばかりの頃に結果が出なくても、それだけで「向いていない」と判断しなくてもいいのかもしれません。
二つ目は行動です。
「こうなりたい」
「いつかこんなことをしたい」
夢を話すことはとても大切です。
でも、周りの人が本当に見ているのは、その人が実際に何をしているかではないでしょうか。
たとえば、
「もっと配信を頑張りたい」と言いながらほとんど配信しない人と、
大きなことは言わなくても、毎日少しずつ配信を続けている人。
長く見ていると、信頼の積み重なり方には違いが出てきます。
言葉と行動が少しずつ一致してくると、
「この人、本気なんだな」
と伝わります。
すると、「応援してみようかな」と思う人も増えてくるのだと思います。
三つ目は、目の前のことに真剣に向き合うことです。
私は、配信を始めたばかりのライバーさんを見るときに、人が少ない時間をとても大事だと思っています。
誰もいないから適当に話すのか。
それとも、
「今は練習できる時間だ」
と思って話すのか。
たった一人来てくれた人を、
「一人しかいない」
と思うのか、
「一人来てくれた」
と思うのか。
この違いは、とても大きいです。
仕事でも同じではないでしょうか。
お客様がまだ少ないとき。
SNSの反応がほとんどないとき。
誰にも見てもらえていないように感じるとき。
そんな時期の姿勢は、意外と誰かが見ています。
目の前の一人を大切にする人は、その一人が次のご縁につながることもあります。
四つ目は、何でも人や環境のせいにしないことです。
もちろん、すべてが自分の責任という話ではありません。
環境が悪いこともありますし、自分ではどうにもできないこともあります。
ただ、
「リスナーが悪い」
「タイミングが悪い」
「環境が悪い」
だけで終わってしまうと、次にできることがなくなってしまいます。
そんなときに、
「今、何が起きているんだろう」
「自分に変えられるところはあるかな」
と一度考えてみる。
それだけでも、次の一歩が見つかることがあります。
誰かを責めるためではなく、自分が動ける場所を見つけるために自分事として考える。
これも、長く活動を続けるうえでは大切なのだと思います。
五つ目は感謝です。
ライブ配信では、目立つ応援をしてくれる人だけが大切なのではありません。
もちろん、大きなアイテムなどで応援してくださる人もありがたい存在です。
でも、それ以外にも、
いつも来てくれる人。
コメントをして場を盛り上げてくれる人。
初めて来た人に優しく声をかけてくれる人。
そっと見守ってくれている人。
いろいろな人がいます。
それぞれ違う形で、その場を支えてくれています。
応援される人ほど、その違いによく気づいているように私は感じます。
これは仕事でも同じです。
直接お金を払ってくれるお客様だけでなく、紹介してくれる人、情報をシェアしてくれる人、話を聞いてくれる人。
活動は、実はいろいろな人に支えられています。
そして六つ目は、やはり人柄です。
これは、完璧であるという意味ではありません。
むしろ完璧ではなくてもいい。
失敗したり、迷ったりしながらも、一生懸命やっている。
誰かへの感謝を忘れない。
そんな姿を見て、
「この人を応援したいな」
と自然に思ってもらえることがあります。
結局、最後に人が応援するのは「活動」だけではなく、「その人」なのだと思います。
もう一つ、5年間ライバーさんを見てきて感じることがあります。
多くの人は、最初は自分のために活動を始めます。
収入を増やしたい。
夢を叶えたい。
自分を変えたい。
それでいいと思うんです。
でも活動を続けていると、
「いつも応援してくれる人のためにも頑張りたい」
という気持ちが生まれてきます。
そしてさらに続けるうちに、
「自分の経験を誰かに役立てたい」
「自分の活動で、少しでも誰かを元気にできたら」
と目的が少しずつ広がることがあります。
自分のためから、誰かのためへ。そして、その先へ。
この変化が起こったとき、人からの応援も大きくなることが多いように感じています。
最初から立派な目的を持たなくてもいいのです。
自分のために始めたことが、続けるうちに誰かとつながっていく。
それも活動を続ける面白さではないでしょうか。
もし今、
「頑張っているのに反応がない」
「なかなか応援してもらえない」
と感じているなら、一度こんなことを振り返ってみてもいいかもしれません。
私はちゃんと続けているだろうか。
言葉だけでなく、行動しているだろうか。
目の前にいる一人を大切にしているだろうか。
うまくいかない理由を、全部外側に置いていないだろうか。
今ある応援に気づいているだろうか。
全部できていなくても構いません。
私自身も、日々考えながら進んでいます。
大きなことを変えなくても、今日は一人の人に丁寧に返事をする。
今日やろうと思っていたことを一つやる。
応援してくれている人に「ありがとう」と伝える。
そんな小さな積み重ねからでいいのだと思います。
応援される人は、特別な人だけではありません。
続けること。
行動すること。
目の前のことを大切にすること。
自分にできることを考えること。
感謝すること。
そして、その人らしくいること。
私がライブ配信の世界を5年間見てきて感じているのは、そんな日々の積み重ねが、少しずつ「この人を応援したい」という気持ちにつながっていくということです。
これから何かを始めたい方や、今の活動に少し行き詰まっている方に、こんな見方もあるのだと届けばうれしいです。